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2026.01.11 ブログ

【みなさまへ】歯医者が怖い・不安な方へ|痛みに配慮した歯科治療への当院の取り組み

過去の経験やイメージから、歯医者と聞くと『怖い』『痛い』とネガティブなイメージを持たれる方もいるのではないでしょうか?私達も、日々診療する中で歯科治療に対する不安を口にされる方は多くいらっしゃいます。

この記事では、歯科恐怖症や不安の強い方に向けて、当院ができるだけ安心して治療を受けていただくために、どのような取り組みをしているのかをご紹介します。

なぜ『歯科治療=怖い』と感じてしまう?

なぜ歯科治療は怖く感じてしまうのか

⒈過去の治療時の痛みの経験や痛いというイメージ

⒉治療時の機械の音や歯科医院独特の匂い、病院という雰囲気

⒊何をされるかわからないという不安

これらが、多くの方が『歯科治療=怖い』と思う理由だと思います。

当院が行う『痛み』に対する具体的なアプローチ

多くの場合

『局所麻酔』

を行うことで、歯を『削る痛み』『歯を抜く痛み』『神経を抜く痛み』など歯科治療時に痛いと感じる治療でも、痛みを感じにくくすることができます。当院では、多くの場合で治療時に局所麻酔を行い、歯の感覚が鈍ったところで治療を行う事で、できるだけ痛みに配慮した治療を心がけています。

『麻酔=注射』が苦手な方へ、現代の麻酔の進歩

麻酔

と聞くと、それだけで痛みを連想する方も多いと思います。麻酔したら痛くないのはわかっているけど、実際に麻酔が苦手な人が多いと思います。一般的に、いかに麻酔時も痛みを感じにくいように工夫があるかをご説明します!

麻酔時の痛みは、2つあります。

①麻酔の針が刺さる瞬間

②麻酔薬が注入される時

この2つの痛みの原因をできるだけ少なくするために工夫が必要になります。その工夫は一般的に、5つほどあります。

⒈麻酔の注射の前に表面麻酔を使用すること

⒉麻酔の針は極細のものを使用する

⒊麻酔の針が刺さる部分をできるだけ伸展させる

⒋麻酔薬の注入はできるだけゆっくり、一定のスピードで

表面麻酔は麻酔の針が刺さる部分の皮膚を1時的に麻痺させるもので、麻酔時のチクッとした痛みを感じにくくする効果があります。

また近年、歯科では極細の麻酔針を使用する歯科医院が増えています。それにより針が皮膚を貫く時の痛みが少なくなります。また皮膚がたるんだ状態では麻酔の針はうまく皮膚を貫通せず、それが痛みの原因となる場合があります。よって、注射する部位の皮膚をしっかりと伸ばし、針が皮膚を通りやすくしてあげることも非常に重要です。

麻酔時に痛みを感じるのは、注射の瞬間だけではありません。麻酔薬が注入されている時も痛みを感じます。一気に麻酔を注入すれば早く終わりますが、注入圧が高くなり痛みを感じます。また、できるだけ一定のスピードで麻酔を注入することで、痛みをより感じにくくすることができます。

これらのことを常に行うことでできるだけ痛みに配慮した麻酔が行えると考えています。

『痛みや不安』に対する、その他の具体的なアプローチ

⒈丁寧なカウンセリングとビジュアルを用いた説明で不安を解消

いきなり治療を行わず、事前に不安なことや痛みのある部位のお話をお聞きします。

治療する部位の状態を事前にご説明し、どのような治療が必要かをご相談した上で治療に進めます。しっかりと患者さんの同意を得ながら治療を進めることが、不安のない治療の第一歩だと思っています。

また、口頭での説明だけでなく、治療前、治療中、治療後の状態を写真に記録することで視覚的にどのような治療が行われたのかを理解でき、より不安の少ない治療を心がけています。

⒉拡大視野での精密治療

歯科治療は非常に繊細な治療かつそれぞれ患者さんによって歯の大きさ、歯並び、お口の大きさなどもさまざまなため非常に難しい仕事です。

拡大スコープを用いることでより精密に、健康な歯をできるだけ削らないように、またしっかりと虫歯や感染源を取り除けるように治療を進めることができます。歯を削る量を抑えることで、治療中の痛みや不快感も軽減されます。また歯の寿命を伸ばすためにも重要な要素です。

⒊治療中の声掛けで、無理をさせない治療

⒉で歯科治療は非常に繊細だとお話しました。それが故に多くの歯科医師や歯科衛生士は治療時口腔内に集中し、患者さんの表情や仕草などに気付けない場合があります。それゆえ、『痛いのにそのまま進められた』、『気づいてもらえなかった』などの経験をされた方もいるのではないでしょうか。

①痛みを感じた場合は手をあげる

②術者が声掛けしながら治療する

などの工夫をしながら、できるだけ痛みを我慢させない、いち早く気づくように取り組んでいます。

⒋定期検診での予防と早期発見・早期治療がおすすめ

ご自身のセルフケアだけでは磨き残しがあったり、食習慣などが乱れていたりすると虫歯や歯周病といった病気になってしまう場合があります。まずは、定期検診でしっかりとプロフェッショナルケアを行い、虫歯や歯周病といった病気を予防する事が非常に重要だと考えています。

非常に炎症が強い状態では、麻酔が効きにくく、治療時に痛みを感じやすくなってしまい、お薬を飲みながら日にち薬で痛みが引くのを待つ必要がある場合があります。この何もできない状態が一番辛いと思います。

定期検診で病気を早期に発見できれば、歯を削る量を軽減でき治療時の痛みを抑えれたり、少ない回数で治療を終えることができるなどのメリットがあります。病気を作らないのが一番ですが、もしものために今健康でも、定期検診に通われることをおすすめします。

麻酔に関するご質問

血管迷走神経反射って何?

血剣迷走神経反射とは、極度の緊張時などに何かしらのきっかけで起こるもので、血圧が急激に低下し、めまいや吐き気を伴う事があります。

これまでに、このような経験をされたことのある方は、事前に歯科医院へお申し付けください。歯科治療への不安の解消をより丁寧に行う必要がございます。できるだけ痛みを感じにくい治療を行うことで克服ができる可能性は高いと思っています。一緒に頑張っていきましょう。

妊娠中・授乳中の方への麻酔について

一般的に歯科で使用される局所麻酔薬に関しては、全身への影響は少なく、妊娠中や授乳中でも安全性は高いと言われています。

局所麻酔に限らず、妊娠初期や妊娠後期では体調が不安定なことや長時間の歯科治療に向いていないなどの事があります。体調や主治医と相談しながら、妊娠中期、安定した時期での歯科治療をおすすめします。

麻酔後の生活について

局所麻酔後、多くの場合で麻酔が効いた状態で帰宅されると思います。麻酔の効きには、個人差や麻酔の使用量によって差があるため一概にどれだけ時間が経ったら麻酔が切れるかはわかりません。特に注意が必要なのは、麻酔後の食事です。感覚が普段とは異なるため、食事の際に頬や唇を噛んだり、熱いものに気づかず火傷するなどの可能性があります。麻酔後は、麻酔が切れたことを確認し、お食事をお取りしていただくことをおすすめします。

最後に

当院では、

『愛のあるおもてなしと確かな技術で』

痛みに配慮した思いやりのある対応と痛みを感じにくい技術力を合わせて、患者さんの不安をできるだけ解消し、長く安心して通院できる歯科医院を目指しています。

お口のお悩みがある方やコンプレックスのある方、どんなことでもお気軽にご相談ください。

2026年8月 金沢市横川にて歯科医院を新規開業

金澤リッツおとな・こども歯科 院長 山下陽次朗