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2026.06.11 ブログ

大切な歯を残すために重要な根管治療について|金澤リッツの丁寧な根管治療について

神経の治療 根管治療について

根管治療とは、虫歯が進行し歯の中の神経(歯髄)に到達した場合に行う治療です。虫歯菌が歯髄に到達すると、歯髄は感染を起こし、夜も眠れない・・・そんな激痛が出ます。そのまま放置すると歯の内部全体的にバイ菌が広がり、膿を持ちます。放置すればその分感染は広がり、治療後に再感染が起こり、最終的に抜歯に至ってしまうリスクが上がってしまいます。


日本は海外に比べて再治療が多い?

根管治療という点を比べると、日本は海外の先進国に比べ根管治療後の再治療のリスクが非常に高いと言われています。日本では根管治療の成功率が30~50%と言われており、欧米諸国では80~90%を超える高い成功率となっており成功率には非常に差が開いているのが現状です。

日本は現在でも過去に行った根管治療歯が再感染を起こし、再治療が必要なことが非常に多いのです。一見、再治療すれば問題ないように思えますが、治療を繰り返すたびに歯は当然脆く、薄くなっていきます。治療を繰り返すごとに歯自体が弱ってしまい、最終的には歯が割れて抜歯に至ることが多いのです。

ご自身の歯を長く使う、これを考えた時にできるだけ再治療の回数を少なくすること。これは歯を保存する上で非常に重要な要素となるのです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、現在の日本ではまだ再治療が多いのが一般的なのです。

では、なぜ?海外に比べ再治療が多いのか?

海外では、歯科医がそれぞれが専門分野を持っており、その専門分野の治療しかしないなどの欧米諸国が多いのです。つまり、根管治療は根管治療のプロフェッショナル、専門医をもつ人が治療を手がけます。

しかし、日本では開業医は一般的に歯科治療全般を行い、また保険制度という使用できる器具、材料に制限があったりするため海外のように良い条件を整えて毎回治療ができるわけではないという点が大きな違いを生んでいると考えています。

当院では?

金澤リッツおとな・こども歯科、私たちも決して根管治療の専門家ではありません。しかし、根管治療は歯の寿命を支える非常に重要な治療だと考え、これまで多くの時間を費やし根管治療について知識と技術を深めてきました。当院がどういったことを治療の際に心がけていかを解説します。


金澤リッツが心がける根管治療

①拡大視野で精密治療を心がけています

歯科治療は全般的に歯というとても小さな範囲内で仕事をしています。その中でも、根管治療は歯の中の神経、1mmにも満たない部分を触っていったりする非常に繊細な治療です。正直、肉眼では何も見えません。経験のある先生は、感覚で治療を行うこともできるかもしれません、しかしより精密に精度の高い治療を行うためにはしっかり自分の目で見える環境を整えることが非常に重要です。当院では、マイクロスコープはありません(今後導入予定)が、肉眼の約5倍ほどの拡大メガネを使用し、しっかりと根管内を見ながら治療を行っています。

②最新のCTを用意し、より精密な診断ができるように心がけています

↑①CT画像の例
https://www.morita.com/jmmc/ja/products/diagnostic-and-imaging/2d-3d-imaging/veraview-x800-plus/?tab=featuresより引用
↑②デジタルエックス線写真の例

少し前までは、レントゲン写真は上記の画像②であるデジタルエックス線写真が一般的でした。この写真も本来肉眼では見ることができない歯の中の状態や歯茎の中の状態を確認することは可能です。①CTと②デジタルX線写真の大きな違いは、CTではその内部構造を3次元的に見ることができる点です。神経が入っている、根の管がどういった構造なのか、どこに管があるのか、どの程度膿が溜まっているのかなどより詳しく調べることができます。

③根の管にバイ菌が入らないようにするための防湿

根管治療は歯の中のバイ菌を除去することが目的の治療です。お口の中はバイ菌だらけです。また治療中は口腔内と歯の中が交通しているので、唾液や歯の周りの汚れが歯の中に入ってしまうとせっかく綺麗にしている歯の中にバイ菌を押し込んでいることになります。これではどれだけ頑張って綺麗にしても意味がありません!そうならないようにするのが防湿です。当院では、ラバーダム防湿やzooを用いた防湿をし、できるだけ感染リスクを下げれるように心がけています。

④根の中をしっかり封鎖する根管充填

根管治療は、歯の中の細菌を除去するのが目的ですが、綺麗になった状態でもそのまま放置するとバイ菌が繁殖してしまいます。そのため、歯の中をしっかりと封鎖し、バイ菌が繁殖するスペースをなくすのが根管充填というステップになります。

これまでの根管治療では、ゴムのような材料(ガッタパーチャ)を詰めるのが一般的でしたが、近年、歯科業界で革命を起こしているのが「MTA(Mineral Trioxide Aggregate)セメント」や「バイオセラミック系材料」です。

これらは従来の材料に比べ『より確実に根管内を封鎖する能力』『体や歯に馴染む高い生体親和性』『高い殺菌作用』など複数の点で優れており、長期的に安定した結果を出すために必要な材料です。

当院では、これらのようなできるだけ精密な根管治療ができるような体制と取り組みを行っています。
一部の材料は、保険適応外でしか使用できないものなどもあります。ご質問などがあればなんでもお気軽にご相談ください。


当院は2026年8月、金沢市横川にて歯科医院を新規開業いたします。子供からお年寄りまで様々な方に健康をお届けできるように取り組んでまいります。また、一般歯科からインプラント治療、矯正治療、小児歯科治療、噛み合わせ治療など専門性の高い治療についても自院にてご提供できるように取り組んでおります。お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください✨

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『この記事の監修者:金澤リッツおとな・こども歯科 院長 山下陽次朗』